夏休み 子供の頃

昔々、夏休みになると親戚の田舎に時々遊びに行っていました。

都会とは違う何かいつも寂しさというか哀愁というか子供心にせつないものを感じでいました。

都会ではないところは時間がとても長く、慣れない親戚の家は私に孤独を感じさせました。ひとりっ子ならではの不思議な孤独。1人で家にいる時よりも感じる孤独小説の中の出来事のように。

暑い道を歩いて鮎の甘い小豆の入った和菓子みたいなのを近所の和菓子屋さんに買いに出かけて、そしてそれはそれ以上でもそれ以下でもない。ただそこに買いに行くそして終わり。

不思議な感覚です。

あの感覚はなんだったんでしょう。

都会生まれの仕方のない寂しさなのかもしれません。

みんなは優しくて、従兄弟もみんな一緒に楽しく遊んでくれる。

なのに孤独な私。

不思議な夏、古里。思い出。